ライセンス取得

ハワイ州マッサージライセンス概要と取得までの細かい流れ

卒業

ハワイでマッサージセラピストとして働くには、ハワイ州が定めた規定の条件をクリアし、ライセンステストを受け、正式にライセンスを取得すれば、合法的にセラピストとして働く事ができます。

実際に詳しい流れをご説明したいと思います。

ステップ1:ロミノハワイに入学後、約9週間座学(学科)と実技を学ぶ

この段階ではハワイ州が定めている150時間(座学50時間/実技100時間)というライセンステストを受ける為に必要な事を学んでいきます。

個人的には私みたいな素人が一から初めてのことを学んでいくわけなので、この9週間が一番大変でした。特に最初の1週間は座学ばかりで教科書とにらめっこ状態。人生でこんなに勉強したことがないほど、食べる、寝る以外の時間は勉強に費やしました。

途中から自分は医者にでも今からなるのかという錯覚さえ起こし始めます。毎日机の上にはアナトミーのテキストたち、壁にはありとあらゆる筋肉の写真、PCにはリンパや呼吸器系、内外分泌システムの動画が常に流れているような状態(笑)

なので、実技と合わせて学んでいきますが、実技の日が楽しみで仕方ありませんでした。実技ではロミロミの他、マッサージの基本となるスウェディッシュマッサージから習います。何も知らない私にとってスウェディッシュマッサージという基礎からのマッサージのスタートはとても有難い授業導入になります。

また、ハワイ州のマッサージに関する法律の勉強や人の体を扱う仕事となりますので、ハワイ州規定の衛生管理の勉強までしなくてはなりません。大変でしたが、9週間はあっという間に過ぎ、正しい知識を身に着けながら知らない事を知っていく楽しさも同時にありました。

ステップ2:いよいよ実習スタート!

実習では420時間というハワイ州規定のルールに基づいた時間で実践していきます。因みに+60時間すれば、ロミノマッサージ学校から卒業証書も個別でもらえます♪

9週間の教室での勉強が終われば、すぐに学校内にあるサロンで実習がスタートします。いよいよ本格的に一般のお客様をついにマッサージすることになります。私の初めてのお客様の体験談はすでにお伝えしてますが、このサロンでは国籍、男女問わずいろんな方が来てくださるので、すごく刺激になり色んな体を触って勉強できます。実習生にとっては申し分ない環境がそろっています。ダラダラとただこなすのではなく、実践で自分がどんな風に勉強していくか目標を持って取り組んでいきました。サロンではマッサージ以外にもしなければいけない事がたくさんあります。

☆掃除:朝一、学校へ行ったらサロン全室のお掃除から始まります。床、トイレ、オイルボトルの交換、消毒液の補充など綺麗なサロン作りを生徒で行います。

☆接客:電話対応やウォークインで来られたお客様の対応、ご予約の受付などこれも生徒が行います。電話対応は外国人もたくさんかけてくるので英語対応もできれば尚よし。

☆練習:お客様がいない時、時間の空きがあれば、生徒同士でお互いに練習しあいます。違う先生から習った生徒同士だとお互いに知らなかったことを共有できるので、毎日違う子にお願いして練習台になってもらいながら、アドバイスをもらって日々練習に励みました。実践でアドバイスをもらうことが一番勉強になりました。自分のマッサージでどう感じているのか、練習なら聞けますし、答えてくれます。それがお客様だと聞けないので、自分のマッサージを知るのはとても大事な事です。できることなら自分のマッサージを受けてみたーい!!!

☆洗濯:施術後は使用したシーツやタオルを毎回洗濯、交換します。2台ずつある洗濯機と乾燥機は毎日朝から晩までフル稼働で使います。洗濯後のたたみ方にもやり方があるので、先輩に習って教えてもらいながら洗濯がたまらないように空いた時間にどんどんまわしていきます。

ライセンステストのスケジュールについて

まずテストの申し込みをするにあたり、テストがいつ実施されるのか事前に確認しておきます。というのも、テストは年に4回(3月、6月、9月12月)3か月ごとに開催されます。学校でもテストのスケジュールを張り出してくれますし、自分でDCCA(Department of Commerce and Consumer Affairs)というサイトから確認できます。
DCCAとは日本でいう消費者省事務局のことであり、様々な部門を取り扱っている行政機関です。そこで扱われいる「専門・職業ライセンス部門」にマッサージライセンステストの申し込みをしていきます。

ここで注意しなければならないのが、テストの申し込みに締め切り日があることです。例えば、3月に試験を受けたい場合は1月までに申し込みをしないといけないのです。つまり、申し込みをする時点で実習時間の420時間を終えていないと申し込みができません。なので、実習が始まったら、まずは自分がどのタイミングでテストを受けるのかを決め、逆算しながら締め切り日に間に合うように実習時間を終わらせます。

ステップ3:DCCAにライセンステストの申し込み

420時間の実習が終わればいよいよライセンステストへの申請をしていきます。簡単に言うとライセンステストを受ける準備が出来たので、テストを受ける許可をくださいと申し出します。実習時間が大体終わりそうなタイミングの1週間前になったら、学校側にもうすぐ終了する旨を伝え、事前に申し込み用紙を用意してもらいます。用紙に必要事項を記入し、申込料$50と合わせてDCCAへ直接持っていきます。あまり日程を考えずにのんびりしていた私でしたが、何とかギリギリ締め切りの1週間前には持っていくことができました。(笑)みなさんは余裕を持って終了することをお勧めします。

ステップ4:Prometricへの申し込み

4でDCCAの申請が通ったら書類が送られてきます。その書類をもとに今度はプロメトリックに書類を提出しなくてはなりません。プロメトリックとはアメリカ全土にある教育試験センターです。DCCAから届いた書類に自分が希望するテスト日時と受験料90ドルを支払います。このセンターはカイルアにあるので、Emailで申し込み可能です。

ステップ5:試験当日

ここまでの手続きを踏んだら、テストの数日前にプロメトリックから当日の受験内容が記載された書類が届きます。
この用紙を試験会場に一緒に持参して、受付を行い、いざテスト開始となります。試験開始は朝8:00。会場には15分前に着くように行かなくてはなりません。しかもカイルア。車で自宅から40分程度はかかる場所にあります。
朝5:30には起き準備しながら頭を起こして早々に家を出ました。当日は早めに着いたので模擬問題にサラッと目を通し、会場に向かいました。到着すると既に20人程度の人が受付前に待機しており、いろんな人種の方がテストを受けに来ていました。試験は全部で100問、それを2時間で解いていきます。マークシート形式で4択の中から正しい答えを選ぶ選択問題。試験管の説明を聞き、合図と同時に試験開始。
早く回答できた方から教室を後にします。試験官の残り10分という声が聞こえてテストを終えた時会場には私1人だけになっていました。(笑)100問中75問正解していれば、合格です。テスト合否結果まで約1週間。どうか1回で受かっていますようにと祈りながら1週間を過ごしました。

ステップ6:結果発表

テストを受けた日から8日間で試験通知が届きました。すぐにビリっと破いて中を見ました。その時はもはや落ちたらまた受ければいいやという気持ちになっていました。
そこには自分のスコアとステータスの文字。ステータスの欄には”Pass”と記載が載ってありました。無事に合格しました。やっとこれでセラピストとして活躍できる嬉しさがこみ上げてきました。合格通知の中にまた書類。今度はDCCAにライセンス取得の申請書をおくります。登録料として$164のcheckと合わせて送ります。また、ライセンス取得の正式な証書がほしい方はプロメトリックに1枚$15で申請して証書を作ってもらうこともできます。私は部屋に飾りたいので1枚お願いしました。

実際に合格通知が送られてきます。

合格通知

こんな感じでステータス「パス」とありました!ステータスの横にはスコアも載っています。

合格証明書を希望する方の申し込み用紙

これは合格したら合格通知と共に入っている、合格証明書を希望する方の申し込み用紙です

先生たちと卒業証書

後日学校へ行きDiplomaとcertificateをもらい晴れて学校を卒業いたしました。

ABOUT ME
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Maki Henman
今まで「ハワイでセラピスト」なんてみじんも考えた事がなかったですが、2018年6月に無事ライセンス取得しました。ハワイでマッサージライセンスを取得してみたいと迷っている方の参考になれ嬉しいと思い、実体験を記事にしています。
わたしが卒業したマッサージスクール
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